富山マラソン2019:3時間09分19秒
約半年前の長野マラソン2019で達成できなかった3時間10分切りを無事達成するころができた。
といっても、この半年間は怪我続きで十分な走る練習が詰めず、レース前は「3時間10分ペーサーについていけるところまでついていこう」と半分諦め?開き直っていたのが事実。
それでも、なんとか長野マラソンで達成できなった目標をクリアできたのは、何が良かったのか。振り返りながら、要因を整理してきたいと思う。
長野マラソン2019以降
長野マラソンを終えてから、またしてもアキレス腱の不調が続く。
最初は、走れる痛みであったが、段々と歩いても痛いくらいに。
調子のいい時に少し走り、痛みが悪化しての繰り返し。
治療院にも通い、やっとまともに走れるようになったのは10月から。
月間走行距離の推移
5月:52km(高岡ねがいみち駅伝出場:2位)
6月:51km(南砺マラニック100kmリレー出場:2位)
7月:15km
8月:109km(立山マラニック出場:完走)※称名~弥陀ヶ原はバス輸送
9月:64km
9月の下旬から少しずつアキレス腱の状態が良くなる。3’55~5’00/kmのスピードも出せるようになってくる。
5~9月はだいたいジムに8~10日ほどいって、バイク・体幹トレ・ウエイトトレーニングを実施していた。走行距離は圧倒的に不足したが、これまでおろそかになっていたフィジカル面では成長できた。
勝負の10月
富山マラソンは10月27日。5月からのほとんどまともに走れていなかったので、走りの感覚も取り戻すこととなるべく疲労を残さないようにレースペースより遅いペースでの練習をこなす。
2日:9000m(5’00/km)
3日:ジムでバイク・体幹
5日:ジムでバイク・ウエイトトレ
6日:上市フォトロゲ出場:2位(計25km走破)
8日:8kmビルドアップ(5’30~3’40/km)
9日:20km(6’00/km)
11日:11km(5’40~5’15/km)
12日:ジムでウエイトトレ・体幹
13日:29km(5’30/km)
15日:ジムでウエイト・体幹
16日:4000m(3’56/km)
17日:16km(6’00~5’40/km)
20日:10km(4’30/km)レースペースの確認+ジムでウエイトトレ
22日:8km(6’00~5’10)
23日:ジムでバイク・ストレッチ
24日:5000m(6’00/km)
26日:2kmjog
富山マラソン2019当日
今年の大会は、新しく3時間10分のペースメーカーが作られたので、終始ペースメーカーについていく。ほぼ自己ベストと同タイムのペースメーカーがいるのがこんなにもありがたいことなんだと思いながらずっとペーサーの後ろについていった。
しかし、ペーサーについていけたのも35kmまで。北代の上り坂で脚の動きが鈍くなり、そして心も折れはじめ徐々にペースメーカーに離される。そこから少しペースダウンするも、なんとかペーサーが見える範囲で何とか食らいつく。そして、そのまま大崩れすることなくフィニッシュ。
結果:3時間09分19秒
総括
長野マラソンを終えてから、決して十分とはいえる練習はこなせていなかったが、10月で帳尻を合わせることができ長野マラソンで達成できなかった3時間10分切りを達成することができた。
怪我無く、練習を続けることがランナーとして大事なことだと思います。毎年、数か月、しかもいつも似たような場所(アキレス腱)を怪我して十分に走る練習をできなかった私は、まだまだランナーとしては本当に未熟。
それでも、今回帳尻合わせで何とか結果を出せたことから、速くなるための練習は走ることだけではないということが言えるのではないか。
今回の富山マラソンでは走る練習は怪我明け1か月であったが、怪我で走れない間はジムでウェイトトレーニング・自転車エルゴ・体幹トレーニングをローテーションしながら週3日はフィジカルトレーニングに充てる時間を確保していた。これが今回の自己ベスト更新に繋がったのではないか。
この経験から、走る練習をしなくてもジムでのトレーニングで心肺機能は最小限の低下に留まること、ウェイトトレーニングや体幹トレーニングでのランニングエコノミーの向上に繋がり今回の結果に繋がったのではないかと考える。
一個人の経験談なので、根拠に乏しい面もありますが頑張って走ってもなかなか速くなれないランナーの人がいれば、ウェイトトレーニングや体幹トレなどのフィジカルトレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。